将来保育士として働くためには、様々な進路の選択肢があります。その中でも一番多く選ばれているのが専門学校です。日本には数多くの専門学校があり、学ぶスタイルや学びの内容はその学校やコース、学科によって大きく異なります。自分にあった学校選びをすることが、大変重要となります。
大まかにわけると、二年間通う学科と三年間通う学科に分かれます。二年間通うだけでも十分に保育士になるための知識を身に着けることができるので、最短で資格を取って働きたいという方は二年制を選ぶと良いでしょう。三年制の学科は、より専門的に学ぶことができます。例えば、心理学、スポーツ、医療、音楽、食育、おもちゃ等を学びます。
特に医療は医療保育士という医療機関で働く専門的な資格を就職後、実務経験を積んだ上で取得することができるので、専門学校であらかじめ学んでおくと大きなメリットがあります。現在、ほとんどの学校が短期大学と提携しており、幼稚園教諭2種免許状を同時に取得できる体制をとっています。更に、このような学校であれば、短期大学卒業の資格も同時に得ることができます。働きながら、バイトをしながら学校に通いたいという人のために、最近では夜間や定時制のような形をとる学校も増えています。
そのような学校にも二年間で卒業できるカリキュラムが組まれているところがあります。自分が保育士としてどのように活躍したいのか、どのようなライフスタイルで学校に通いたいのかよく考えることが重要です。なんとなく、という決め方ではなく、よく調べた上で学校を選び、進学することが良い保育士になるための第一歩です。